[Power Apps]トラブルシューティング

非動作プロパティに動作関数があります

非動作プロパティ:頭に「On」のつかないプロパティ
動作プロパティ :頭に「On」のつくプロパティ (OnSelect、OnChange)

動作関数:おそらくは公式リファレンスの以下の箇所が動作関数に当たる

ボタンコントロールを選択することによって、ユーザーはアプリの状態を変更する一連のアクションまたは動作を開始します:

ようは状態の変わりうる関数はOnの関数でしか呼び出せないよということ(と思われる)

2000件委任問題

警告メッセージ

委任に関する警告です。子の数式の強調表示された部分は大きなデータセットで正常に機能しない可能性があります。○○演算子はこのコネクタでサポートされていません。

Power Apps における委任の考え

Power Appsはデータ処理が得意でないらしく、検索等の処理は、データソースのある場所で行った方が処理が早いらしい。そしてデータソースのある場所(DataverseやSPL)に検索処理を任せることをPower Appsでは委任と呼ぶ。

ただし、複雑なクエリの場合、委任が出来ずPower Apps側で処理を行う。
Power Appsでは最大2,000件までしか処理できない。
2,000件を超える場合、2,000件までの検索結果だけが返却され、エラー扱いにはならない。

対応方法

データソースの検索結果が2000件未満の場合は無視でよい。

データソースの検索結果が2000件以上なら、2000件未満になるように分割して取得するなど、何かしらの工夫が必要。