[power apps]テニスコート申請画面を作成する Part8 備品選択フォームの実装(レスポンシブ対応/全手順公開)

やること

  • 申請者の情報を入力する画面を実装する。
  • 名前の入力を「姓」と「名」に分割する。

手順

1.オブジェクト名の修正

Part5 会場選択フォームの実装」の会場選択Formと同様に、まずはオブジェクト名の変更を行う。

2.プロパティのデータ種別変更

Part6 日程選択フォームの実装」の日程選択Formと同様に、プロパティをテキストからプルダウンに変更する。

3.データカード「代表者電話タイプ」の編集

  1. プロパティを以下のように設定
    Items: ["自宅", "勤務先"]
    

4.データカード「代表者メールアドレス」「代表者電話番号」の編集

会場選択Formで作成した全角から半角に変換する関数「StringUtils.ConvertWideToHalf」を利用する。

  1. プロパティを以下のように設定
    Default: converted代表者電話番号
    OnChange: Set (converted代表者電話番号, Upper(StringUtils.ConvertWideToHalf(Self.Text))); 
    Default: converted代表者メールアドレス
    OnChange: Set (converted代表者メールアドレス, Upper(StringUtils.ConvertWideToHalf(Self.Text))); 

5.データカード「代表者かな」「代表者名」の編集

漢字の名前とふりがなの名前は姓と名で分割して入力させる。
SPOリストを作成する時点でで分けておけばいいんでない?という指摘は至極まっとうだが、とある諸事情でこのような作りにしている。

  1. 代表者入力Form > フィールドの編集 > カスタムカードの追加 を4回繰り返す
  2. 各データカードにテキストとラベルを1つずつ挿入
  3. データカード、テキスト、ラベルの名前を以下のように設定
  4. テキスト、ラベルに対してプロパティを以下のように設定
    /** 初期値を空欄に設定 */
    Default: ""
    /** 各ラベルごとに適切に名前を設定 */
    Text: "名前(姓)"
    

  5. 続いて、「代表者名」と「代表者かな」は姓と名の値を参照させる
    プロパティを以下のように設定

    Default: val代表者名_せい.Text & " " & val代表者名_めい.Text
    Default: val代表者名_姓.Text & " " & val代表者名_名.Text
  6. プレビューモードにして、名前の姓名、なまえのせいめいを入力し、それぞれ値が反映されることを確認
  7. card代表者名」「card代表者かな」はユーザーから入力されないように非表示を設定
    Visible: false
    
    Visible: false

6.動作確認

  • 代表者メールアドレスを入力して、全角から半角に変換されることを確認する。
  • 代表者電話番号を入力して、全角から半角に変換されることを確認する。

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