はじめに
Power Appsは作成したアプリを複製することができない。
アプリの作成手順を忘れた場合、たびたび参考元のアプリを開いてその実装がどうであったかを確認しなければならない。
各オブジェクトをクリックして詳細設定タブを開いて、プロパティをどのように設定しているかを確認して…となるととんでもなく手間である。
そのため、いちいちアプリを確認せずとも機械的に実装できる手順書を作っていく。
つくるもの
概要
テニスの会場をレンタルするための申請フォーム画面を作成する。
あくまでもPower Appsの仕様理解を目的にしたものなので、正直実用性はない。
申請情報をSPOリストに登録するところまで実装する。
そのため、登録が完了した後に通知メールを送ったり、申請データを使って何かをすることはしない。
画面は、入力項目の種別ごとにグルーピングし、4つのステップに分割する。
申請完了画面は実装の簡略化のため用意はせず、そのまま申請画面の頭の画面に戻るようにする。
画面イメージ
会場選択画面
あらかじめ、各テニス会場のIDがHPやカタログなどで公開されていることを想定している。
会場IDを検索すると、該当する情報が検索結果に反映されるようにする。
日程選択画面
予約日を3つまで選択することができる。
基本的には候補日1に設定した日付で予約ができるが、場合によっては候補日2,3で予約されるという想定。
日付の後ろの【】の数字は申請可能な数であり、申請されるごとに「-1」される。
0になるとその日付は選択肢には表示されなくなる。(申請できなくなる)
備品選択画面
数値を選択するプルダウンを3つ並べている。
選択した数に応じて請求額を求めることはしない。入力チェックもしない。
画面数が少ないと寂しいので何となくで用意した項目である。
代表者入力画面
全ての項目を必須項目とする。
電話番号とメールアドレスはフォーマットチェックを行う。