[power automate]親子フローを利用しよう

はじめに

プログラミングにおいて同じソースコードをあちこちにコピペし、保守担当者を泣かせるのは世間一般的に犯罪とされています。

同じ処理はクラスに纏めましょう。メソッドに纏めましょう。Power Automateであれば子フローに纏めましょう。はい。

 

子フローの定義のルール

①引数の設定(任意)

入力の追加の箇所に、親フローからの引数を受け取ることができる。
引数の設定は任意。なくてもOK

②返却アクションの設定(必須)

Respond to a Power App or flow (Power App またはフローに返答する)アクションはreturn の役割を果たす。返却する返り値がない場合でも、このアクションは必須。

 

③実行ユーザーの設定

フローの設定画面から「実行の実ユーザー」 > 編集を選択
デフォルトでは「実行専用のユーザーによって提供されました」が選択されているため、「この接続(ユーザーのメアド)を使用する」に切り替えて保存

 

 

親フローから子フローを呼び出す

フロー > 「子フローの実行」アクションを選択する
実行したいフローを子フローから選択する

注意点

ソリューション内に作られたフローでないと、「子フローの実行」アクションは選択することが出来ない。ので、子フローを実行したい場合、ソリューションから用意する必要がある。